医師・心理療法士・内観面接士スーパーバイザーの認定は、<A群>内観面接経験、<B群>日本内観学会への活動、<C群>内観認定者養成のための研修・訓練にふさわしい学識の3群から評価する。
<A群>
@ 現在、資格取得者である。10点
A 集中内観体験者である。(1回10点、2回15点、連続2週間以上の集中内観25点)
B 内観面接のスーパーバイジーの経験(10点)、スーパーバイザーの経験(20点)
C 集中内観の面接をした人数。ただし、一週間を通して面接をした人数に限る。
30人(10点)、50人(20点)、100人以上(30点)
<B群>
D 日本内観学会や関連する学会で一般演題、シンポジウム、講演の業績がある。10点
E 内観研究や近接領域の学会誌に原著論文(単著20点、連名筆頭10点、連名5点)、短報、事例報告、論点など(単著10点,連名筆頭8点、連名5点)が掲載されている。
F 内観に関連する単著(30点)や共著(15点)、或いは共同執筆(10点)の業績がある。
G 海外の学会や研修会で一般演題、シンポジウム、講演の業績がある。10点
H 内観学会大会やワークショップや研修会の委員長(副委員長)の経験者。20点
<C群>
I 内観をテーマにした卒業論文(10点)、修士論文(20点)、博士論文(30点)の業績がある。
J これまでに大学や専門学校で非常勤講師、或いは専任教員として内観関連の授業を担当した業績がある。(20点)
K 内観関連のテーマで主査として卒論指導(10点)、修論指導(20点)、博士論文指導(30点)、副査として卒論指導(5点)、修論指導(10点)、博論指導(20点)
*A,B,Cの三つの群に渡って、12項目の合計点が100点以上を取得した場合に所定の書類を提出し、資格認定委員会の審査を経て「医師・心理療法士・内観面接士スーパーバイザー」の資格を学会が認定する。但し、A群の@AとB群のDは必須要件とする。
そして、ACEFIKの各項目で複数の点数が記されている場合は、その中の得点の高いほうで申請されたい。
また、DGHは、演題と学会大会の名称と会場、開催年月日を、Jは学校名と講座名を、Fの著書は書名、出版社、発行日を、論文はタイトルと要約と掲載誌と発行日を記載して提出すること。さらに、EFIKは、論文タイトルと要旨を簡単に記載したものを提出する。
なお、Cの面接経験は、日本内観研修所協会に所属する内観研修所または、日本内観学会常任理事会の推薦を得た内観研修所、施設(認定制度規則の付則1)においてなされた場合に限ることにする。その際に、施設長の証明印並びに面接回数に加えて内観者の性別、年齢、内観の目的を書き添えて提出する。
(医師・心理療法士・内観面接士スーパーバイザーの申請と資格審査)